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2017.02「最良のタイミングとは?」


2017.01「プロとは?」


2016.12「アーティスト名の付け方」


2016.11「はじめまして」






音ごはんもともとこ コラム


Vol,5
「ボーカル上達の基本」

音音ごはん(子育て応援主婦バンド)ボーカルのもともとこ です。

今回は、ボーカリストに限らず、カラオケで上手に歌いたいんだけど、なかなか…という方のために、私なりに若いころからやってきた基本上達法を紹介して、少しでも参考にしていただければ、と思います。

ポイントは「聴く耳を持つこと」。いろんな意味でです。いくつかに分けて説明します。

1
まず、とにかく、ジャンルにとらわれず、たくさんの曲をコピーすることは不可欠です。
好きな曲があったらその曲を何度も何度も聴いて、歌いまわしからトーンから、息継ぎの場所、裏返すタイミングやフェイクの場所まで、完コピ(完全コピー)します。
おそらく歌が上達しない人は、この時点でもうコピーじゃなくてカバーしているとおもいます。
自分が好きなようにアレンジして歌っちゃうんです。自分のものにしようとするんです。
 例えば、上手な人が原曲を30回聴いて覚えているのに対し、上達しない人は3回聴いて「もう歌える」って言って歌い始めます。だからまず、「聴く耳を持ちましょう。」天才でもない限り歌う前にちゃんと覚えましょう。

2
もし何度聴いても覚えられないよ!という場合。洋楽とか難しい曲になってくると特に、耳だけでは無理でしょう。その場合は、目で覚えることも同時に行います。歌詞カードがあれば、それを見ながら、原曲を何度も聴き、ペンでどんどん書きこんでいきます。
 一拍あけるところに〇、息継ぎするところにV、音程は矢印や波線を上げたり下げたり、歌詞に書いてあっても英語なんかは歌わないこともよくあります。そういう時は、線で消しちゃう。ウーとかアーとかも、隙間に書いていく。それを見ながら、完璧に一緒に歌えるまで何度も視覚の力を借りて、目と耳で覚えます。すごく原始的で簡単なので、やったことがない人は、ぜひやってみてください。

3
最後に、「人の意見」と「自分の声」を聴きましょう。
歌が上達しない人は、自分は結構歌がうまいとおもっているので、他の人に意見を求めません。親切にアドバイスをくれる方がいたとしても、本気でそれを聴いて実践しようと思いません。
 また、自分の声を聴こうとしません。録音して、客観的に聴けば聴くほど、自分の癖や改善点がわかるものです。
 でも、まず聴こうとしないし、聴いても違いが分からない。一回めと二回目、何が違うのか、どこが外れているのか、比べることもできないのです。「聴く耳を持つ。」これを意識して、原曲、人の意見、自分の声を、何度も何度も聴き返す。こういったことが、ボーカル上達の基本なのではないでしょうか。私もがんばります!

音ごはん(子育て応援主婦バンドもともとこ)     


音ごはん(子育て応援主婦バンド)もともとこ 

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