ボカロファンが厳選したおすすめ曲TOP5



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今回はボカロファンの筆者がおすすめ曲TOP5をご紹介します。

ボカロとは、ヤマハが開発した音声合成技術とその応用製品の総称ボーカロイド(VOCALOID)のことです。

ボカロには、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、KAITO、MEIKO、GUMIなど様々なキャラクターがいますが、その中でも特に有名なのが2007年8月31日に発売された初音ミクです。

『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』(ika)、『メルト』(ryo・現在のsupercell)、『千本桜』(黒うさP)など、一度はどこかで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。


ボカロの登場によって、誰でも自宅で作詞作曲し歌わせることができるようになりました。

ボカロオリジナル曲の投稿をする人が増え、同時に「歌ってみた」というコンテンツも同時に発展しました。
中にはオリジナル曲を超える「歌ってみた」も存在しますが、やはりボカロオリジナル曲にしかない魅力があります。


ボカロの魅力は、なんといっても創作の自由度の高さにあると思います。
生身の人間ではなかなか出せない音域や速さの曲を作ることも自由自在なのです。

例えば、『初音ミクの消失』。その透き通る高音やメロディーの速さはそう簡単に歌いこなせるものではありません。

早口でかつ高音の曲を聴く機会ができるのもボカロならではといっていいでしょう。


さて、それでは、本題のボカロおすすめ曲TOP5をご紹介いたします。


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1位「命に嫌われている。」



2017年8月6日に投稿された、カンザキイオリさんが作詞・作曲・編曲した初音ミクのオリジナル曲です。

「軽々しく死にたいだとか軽々しく命を見てる僕らは命に嫌われている。」

という歌詞を初めて聴いたとき、とても泣きたい気分になりました。

誰もが苦しみを抱えながら生きていると思います。この曲は、そんな一人ひとりに語り掛けているような優しさと厳しさと力強さを感じられます。

ぜひ、最後まで聴いてみてください。明日もまた頑張って生きようと思えることでしょう。



2位「地球最後の告白を」



2012年6月26日に投稿された、kemuさん5作目のGUMIオリジナル曲です。

2012年4月11日に投稿されたkemuさん4作目の『六兆年と一夜物語』と世界観が繋がっているとも言われていますが、真実は定かではありません。


不老不死がテーマのこの曲。

ストーリー性が非常に高く、この曲で「歌ってみた」だけでなく「手品で演じてみた」をしている人もいます。

タイトルにもなっている「地球最後の告白」を少年がやっと言える頃には、君はもういない。

悲しくも愛おしい恋の物語の曲です。




3位「裏表ラバーズ」



2009年8月30日に投稿された、現実逃避Pこと wowakaさん の6作目となる初音ミクオリジナル曲です。

『ローリンガール』『ワールズエンド・ダンスホール』などを手掛けたwowakaさんは2019年4月5日、急性心不全の為、永眠(享年31歳)されました。


wowakaさんの作品は、中毒性の高い独特のリズムと、意味深な歌詞に定評があり、シンプルなサムネイルが特徴となっています。

この裏表ラバーズも例にもれず、心地の良いリズムが聴いていても歌っていてもとても楽しい気分になります!

聴いたら最後、その中毒にどっぷりはまってしまうこと間違いなしでしょう。

ちなみに余談ですが、wowakaさんの投稿した7作目まで全てしりとりになっているのも隠れ注目ポイントです。



4位「炉心融解」



2008年12月20日に投稿された、iroha(sasaki)さん作曲、kumaさん作詞の鏡音リンのオリジナル曲です。


発表の翌日から5日間連続デイリーランキング2位という記録を樹立し、投稿日から2009年2月9日までデイリーランキング100位以内に入り続けました。

2009年2月18日に100万再生を記録したものの、とある事情で削除、再upされた経緯があります。

ニコニコ動画に投稿されているボカロ曲の中で最もマイリス数の多い楽曲でもあるほど人気の高い曲となっています。

サビの部分の高音部分はなかなか歌うことは難しいですが、カラオケで一度は歌いたくなる曲の一つです!




5位「Just Be Friends」



2009年7月4日に投稿された、Dixie Flatlineさん作詞作曲の巡音ルカオリジナル曲です。

2012年7月に後日談となる『アンサー』という曲が発表され、2015年5月には小説も発売されている人気曲です。

男性目線で語られる悲しい別れの曲となっています。
「一度だけ一度だけ願いが叶うのならば何度でも生まれ変わってあの日の君に逢いに行くよ」」
という部分で涙腺崩壊すること間違いなしです!


「愛し合ってここまで歩いて来た二人。そんなお互いが進む道がいつからか違(たが)ってしまっていた事に気づいた時。あなたならどうしますか?」

という動画紹介文を読んでからこの曲を聴くとより一層切なさが増すことでしょう。




まとめ

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まだまだ紹介しきれません。
ボカロ曲は数えきれないほど多くの作品があります。

今回紹介しきれなかった名曲もまだまだたくさん存在します。


ボカロと同じような歌声合成技術を活用した「Sinsy」「UTAU」「VIPPALOID」などもあり、そのオリジナル曲にも隠れた名曲が多いです。

ぜひ、その独自の世界に浸ってみてください。


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