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ベーシストが語る「ベーシストに是非聞いてほしい名曲」



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名作、名盤、名曲といわれるものは今では数多く存在します。

音楽をやっている方なら自身の担当パートや得意ジャンルのものは抑えておきたいところ。


ですが一昔前と比べて情報は得やすい時代になり、名曲をチェックしていくにも数が多すぎる気がする昨今です。


今回はテーマを絞り、ベーシストに聞いてほしい名曲を紹介していきます。


ベーシストである筆者が学生時代に聞き込んだベースがかっこいい名曲を5曲厳選しました。





初心者には整理しづらいロック名鑑や偉大な〇〇シリーズ

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初心者〜中級者、若い世代にとっては「偉大なロックミュージシャン」だけで調べてもなかなかの人数がヒットして面食らってしまいます。


ロックのルーツであったり派生ジャンルなど切るにも切り離せないため、多ジャンルのアーティストが入り混じり、名作をある程度絞って探したい人にはいささか骨が折れるかもしれません。


楽器で絞るのはわかりやすくてオススメですが、楽器の歴史を語る上でキーポイントになるプレイヤーはジャンルを飛び越えてくるのでそこだけ割り切りましょう。





名曲といわれる作品を聞いてみよう

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「現在の流行ってる音楽だけでも、良い曲やプレイヤー、シンガーはたくさんいるしなんで昔の曲なんか聞く必要があるの?」という意見もあります。


稀に音楽情報量の少ない天才型のミュージシャンもいますがはっきり言ってかなりのレアケースです。


むしろプロのミュージシャンで過去の音楽に詳しくない人などまずいないでしょう。


現代の音楽は過去の偉大な音楽家達が残した音楽の上に成り立っています。


自分の音楽性を発展させる事にもつながるのでいろんな音楽を聞くことは決して無駄ではありません。



身近なところから興味を増やしていこう



ベースを弾かれる方なら当然好きなベーシストがある程度いらっしゃるでしょう。


まずは好きなベーシストの「オススメベーシスト」で調べていく方が教養としてもとっかかりやすく、多少音楽性が異なっても受け入れやすいです。


好きなベーシストのプレイスタイルや音楽性に直結するアーティストなので何かしら引っかかりがあるもの。


もちろん嫌いなら嫌いという判断を下せばいいだけの話で、無作為にチェックしていくよりはいいでしょう。



名曲といわれるには何かしら理由がある



好きなアーティストや尊敬する先輩のオススメながらいまいちピンとこないという事もあるかもしれません。


アカデミックにもほどがあったり興味のないジャンルだったりと名盤といえど出会うタイミングが悪ければ関心が沸かない事もあります。


音楽と長く付き合っていくと、音楽性の変化や技術の向上、聞くポイントも変わってくるので、時間をおいて聴き直すのも思いがけない発見があったりしてオススメです。





音楽配信サービスを上手に使おう



筆者が学生の頃は名盤や好きなベーシストのオススメCDはレンタルか購入で、マニアックなものはたいてい購入に至るのがパターンでした。


ですが現在の音楽配信サービスなら月額1,000円前後でたいていの音楽は聞けてしまいます。


気軽に試聴できるので思う存分検索してください。



多ジャンルに興味があればジャンルを色々指定できるリコメンド機能を利用してみましょう。





ベーシストがオススメする名曲5選

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はっきり言ってしまうと5選はかなり難しかったです。


それだけ素晴らしい名曲が多く、素晴らしいベーシストがたくさんいます。


なので今回は洋楽でベース初心者の方にも入りやすいロック寄りの作品の中から選ばせていただきました。


収録アルバムも名曲ぞろいでオススメのものばかりです。


60年代から90年代の作品ですが、今聞いてもやはり良い音楽だなと感じさせられたので是非動画も見てみてくださいね。





The Lemon Song / Led Zeppelin




「Led Zeppelin W」も名盤中の名盤なのですが、ベーシストであれば断然The Lemon Songの収録された「Led Zeppelin U」がオススメです。



良いバンドの肝はリズム隊なのだとしみじみ思わせてくれる曲。


カチッとしているようでジミー・ペイジ(Gt.)を援護射撃するかのように遊んでおり、合わせるところは歯切れよく合わせてくる総合力の高さは多くのベーシストに影響を与えたのも納得です。



YYZ / RUSH




1981年に発表したアルバム「Moving Pictures」に収録されています。カナダ出身のプログレッシブロックバンドで、ベーシストのGeddy Leeはボーカルにキーボードも担当するマルチプレイヤーです。



バンドもベースも聞き応えがあるのでまだ聞いたことがないと言う方は是非チェックしてみて下さい。


テクニカルな指弾きの独特のアタック感、美しいベースラインに惹き込まれます。





Aeroplane / RED HOT CHILI PEPPERS




日本でも人気の高いレッチリはフジロックやサマソニにも度々参加されているのでご存知の方も多いでしょう。


6枚目の「One Hot Minute」に収録されているAeroplaneはファンの中でも人気曲です。


ハードロック色の強いアルバムの中でFlea(Ba.)らしいスラップに繊細なアプローチまで詰まっています。


耳コピがしやすい曲なので耳コピに慣れてきた方はトライしてみてください。



Klaghorn / Niacin




MR. BIGのBilly Sheehan(Ba).のフュージョンバンドで1stアルバムの「Niacin」に収録されています。


ベーシストはHRの方なので「フュージョンじゃん」と言う申し立ては受けつけません。


ポールギルバート[Mr.BIG]と競い合うビリーシーンも素晴らしいですが、個性の強いメンバーと語らい合うスリリングなプレイがたまりません。


油断しているとデニスチェンバース(Dr.)のファンになります。



Coyote / Joni Mitchell




1980年発売の「SHADOWS AND LIGHT」収録。


若干毛色が違うじゃないかと言われそうですが、今もなお特集が組まれるベースの革命児、Jaco Pastoriusはベーシストなら聞いておくべきプレイヤーです。


ジャコ以外も豪華なメンツが揃った素晴らしいアルバムなので是非チェックしてみてください。


ジャコならではのアプローチをしながらジョニミッチェルの音楽が成立している高度なセッション力が聴きどころです。





名盤を好きか嫌いか感じる事も大切

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ポール・マッカートニーやスティングといった有名どころに、アシッドジャズやファンク系、ジャズ系など抑えておいて欲しいベーシストはまだまだたくさんいるので、ぜひ色々聞いてみてください。



筆者の個人的な意見としては、音楽を始めたばかりのうちは音楽性の基盤にもなるので好き嫌いも大事にしてほしいです。

純粋な直感を大切にしながら、知識や技術は慌てずご自身のペースに合わせて増やしていってくださいね。





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