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ソロ活動で養う力


 よくバンド何かではバンドと別にソロ活動をするアーティストっていますが、それって凄く重要なんじゃないかと僕は思います。単純にソロをやる事で自分で動く力を養えるからです。
 
 バンドやユニットってどうしても役割分担制になりますよね。Aは宣伝係、Bはデザイン係、Cはライブの誘いなどの窓口、Dはサイトの更新。とか。もちろんそういう部分でなく、ライブでもAはMCを面白く、BはMCではインフォメーション、Cはちょっとクールに、Dは相槌係。みたいな。
それはそれでバンドの良さだとは思うんですけど、ソロの人ってそれを一人で全部やらなきゃいけないんです。

 ライブから活動まで全て自分一人でやらないといけません。宣伝も、デザインも、告知もライブの窓口も、MCも、ライブ力も全部全部一人でやるんです。なかなかソロでやった事ない方は想像つかないかもしれませんが、それだけソロって自分一人での労力が凄いんです。もちろんその分ソロの方が得する事だってありますが、それは今日の話からズレてしまうので、また後々…。

 なので、バンドでやっているとついついバンドに甘えてしまう部分がありますよ。これはあいつの係りだから、とか、オレはこれをやったからここまでしなくていいか。などなど。でもそれって違うと思うんです。
 その逆でみんながみんなソロでやっている位の気持ちで動けたら、きっとそのバンドって凄い活動力になると思うんです。ソロで一人でやれる事を4つに分けてやるよりも、一人ひとりが全力で出来る事を4人でやれば4倍になるんです。活動が4倍になるって凄いですよね。
 バンド編成になって負担が減ると思う方もいると思いますが、もちろん負担が減って楽になるのは良いですが、そのままの気持ちでやっていって4倍になればそれって凄いアーティストにとってプラスになるんじゃないかと思います。

 そしてソロをやる事で、色んな役割を自分ひとりでやる事で、今までやってもらってた事が、こんなに大変だったんだなっていうのも実感出来ます。その気持ちがわかるだけでも十分やる価値ってあると思うんです。

 アーティストにとってプラスを考えるなら、バンド側は、ソロやってる人って全部自分でやって凄いな。ではなく、バンドで頭数も多いのにソロに負けてられないと思うべきだと思います。一人で歌うって凄いなと思うなら、思うだけじゃなく一人でやってみるべきです。
 バンドに慣れているとバンドの音じゃないと気持ちがのらないと感じるかもしれません。でも、ソロの人も大体そうです。ソロの人も結局は最初はバンドから始めてる人が大半なんです。そういう人も最初はソロで一人でギター弾いて歌うって何か物足りないし音寂しいし、こんなので出来るのかって不安ではじめてます。それを乗り越えて得た物ってなかなか強いと思います。

 一人でやる度胸、一人でやる辛さ、一人でやる苦労、そういう物があってからのバンドってメンバーに物凄く感謝を感じる事もあります。感謝を感じるという面に関しても、自分のレベルアップとしても、一度でいいからソロで一人でステージに立ってみるという事を是非してみてほしいです。


writing by Maasya