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「メッセージ性強い」の横行


 
 最近はコラムをお休みしてました。
なんだか書くこともなくなってきて…笑
という感じで、今までは真面目に書きすぎたので、これからは少しずつ崩してみても良いのかなと思います。

さて、今回僕が思う事を一つ書かせて頂きたいと思うのですが、ラジオやイベントを通して僕も多くのアーティストと出会うことがあります。
もう変わった人から綺麗な人、可愛い人にかっこいい人、とにかく様々です。

しかし、そんな色んな人がいる中で多いなと感じるのは…
「メッセージ性の強い楽曲」
これです。

とは言え僕自身も昔は使っていました。
「メッセージ性の強い詩を…」
と。。

これ、シンガーソングライターあるあるなのかもしれませんが、とにかくみんなメッセージ性の強い楽曲って言いすぎなんじゃないかと思います。
たぶんですが、これって他人に言われているわけでもなく自分で言ってるのだと思うのですが…(僕はそうでした笑)

なんだか最近はこの言葉が横行しすぎてしまって、誰もかれもみんなメッセージ性強いのかーいって思ってしまいます。
とは言ってもメッセージ性が弱いというわけではないのです。

ただ、基本的に自分で詩を書いている人は自分の普段言えない気持ち、自分が思ったこと、不満などを書いていると思うので、自分の中でメッセージ性が強いというのは当たり前のことだと思います。
そこに共感してくれる人がいれば、それはメッセージ性がしっかりしているということに間違いないでしょう。

でもプロの世界に自分で詩を書いて、それで泣かせている人、何人もいるじゃないですか。
でもそれでもメッセージ性が強いって言われる人って数組しかいないんですよ。

自分で詩を書いてそれを歌って泣いてくれる人や心を打たれる人がいるってだけで「メッセージ性が強い」となってしまうなら、メッセージ性強い楽曲だらけになってしまいます。


何が言いたいかというと、きっとこういうキャッチフレーズ的なものって、他のアーティストと差をつける為に書いているものだと思うのですが、最近はこの言葉は横行しすぎているので、逆効果になってしまうと思います。

はいはい、またメッセージ性強い人ね

的な感覚で流されてしまうと思うんですよ。
僕はそういの専門の人間ではないので、参考にはしないでほしいのですが笑
例えば、どこのメッセージ性が強いのかを書いておくとちょっと人を気にならせることも出来るんじゃないかと思います。

例えば最近よく聞くのが
「病んでる系」
とか。
メッセージ性が強い人の多くは悲しかった過去とかを歌ってる人も多いと思うのですが、それを「メッセージ性が強い」のひとくくりにするよりも、「病んでる系」と書いたほうが凄いわかりやすいし、どんなメッセージがあるのかも気になりますよね!

とまぁそんな感覚で作っていくのもありなんじゃないかと思います。

とは言ってもなかなか自分ではそういうのって見つけるの難しいですが、とりあえずの「メッセージ性強い」はそろそろ飽きてきました…という話でした。

writing by Maasya