(旧SONAR)Cakewalk by BandLabを使ってみた





最近ではDAWソフトでメジャーなのはCubaseProToolsというところでしょうか。

このあたりはメジャーアーティストも使っているDAWソフトとして有名ですよね。
ただ僕はずっとSONARを使い続けてました。
しかし…かなり古い形式のSONARだったので、使いづらい…。そこで見つけたのがCakewalk by BandLab。

Cakewalk by BandLabはSONAR Platinumというソフトがそのままフリーになったソフトなんです!
今回実際にCakewalk by BandLabを使ってみた体験談を解説します。





そもそものSONARとは…



SONARはボカロP時代の米津玄師スキマスイッチも使う程のDAWソフトでした。

2001〜2017年あたりまではSONARという名前で販売され、現在のCubase程の人気を誇っていたソフトです。

しかし、2017年11月17日…SONARシリーズを含むCakewalk社製品の開発が終了

そして2018年、Cakewalk by BandLabと名前を変え、フリーソフトとして生まれ変わります。
このCakewalk by BandLabはSONAR Platinumがそのままフリーになったもので、販売当時では6万円もしたソフトです。




Cakewalk by BandLabの特徴



フリーソフトだからと言って舐めてはいけません。Cakewalk by BandLabは使える特徴が豊富!

まずはその特徴を一つずつ紹介します。


VSTプラグインの追加可能

DAWソフトを利用する上で、VSTプラグインの追加ができないと…ハッキリ言って使えません。

Cakewalk by BandLabはVSTプライグインの追加が自由にできます!有料のプラグインから無料のプラグインまで追加可能!

結構無料のDAWソフトって外部のプラグインを使えないものって多いんですよ。

でもCakewalk by BandLabはプラグインも追加できるので、その時点で他の無料ソフトよりも使えます。


ProChannel

Cakewalk by BandLabにはProChannelというエフェクトがあります。このProChannelは高品質なエフェクトで、本格的なミキシングが可能。

有料のものと比べると多少制限はありますが、普通に使えます。


機能制限なし

フリーソフトの場合気になってしまうのが機能制限。
エフェクトの数やトラック数など機能制限があると使えません。

フリーソフトで一番困るのがこの機能制限ですよね。

しかし!
Cakewalk by BandLabは機能制限なし!
エフェクトもトラック数も自由!


SONARと使い勝手は変わらない

Cakewalk by BandLabはSONAR Platinumをそのままフリーにしたソフトなので、SONARの操作と何も変わりません。

過去にSONARを使っていたり、今でも過去のSONARを使っていた人からすればかなり使いやすいです。
フリーになったからと言って特に変わった点などはありません。

また、過去にSONARで保存していたファイルもCakewalk by BandLabでそのまま取り込めます。





Cakewalk by BandLabのインストール



インストール方法に関してはちょっと特殊です。
特別難しいことはないですが、解説しておきます。


@公式サイトからダウンロード



まずはCakewalk by BandLabの公式サイトからダウンロードします。
コチラ
のページに飛ぶと「Download」があるので、そちらからインストーラーをダウンロードしてください。

「bandlab-assistant-windows-latest」というファイルが保存できたら完了です。


ABandLab Assistantへログイン



インストーラーを起動すると「BandLab Assistant」というアプリが立ち上がり、ログインを求められます。
新しくアカウントを作っても良いですし、FacebookやGoogleアカウントでもログイン可能。


BCakewalk by BandLabをインストール



ログインするとBandlabのアプリが起動されます。
BandLabのメニューには
・Library
・Sounds
・Apps

とありますが、この中からAppsを選びます。
すると「Cakewalk by BandLab」が表示され「install」ボタンがあるので、そのままインストール。
(画像では僕はインストールしてるので「Update」になっていますが、インストール前はUpdateの部分がinstallになっています。)

また、インストール時に

Stuido Instruments Suite(ラドム、ベース、エレクトリックピアノ、ストリングスの4種類の音源が収録されているパック)
Drun Replacer(ドラムの録音データを解析して音の鳴っているタイミングを抽出し、他の音に差し替えることができるツール)
Melodyne(音程修正ツール)
Theme Editor(Cakewalk by BandLabのメニューやアイコンなどの色を自由に変えることができるツール

とチェック欄がありますが、これは全てチェックしておいて良いでしょう。

後はダウンロードを待つだけです。
利用する言語も選べるので日本語にしておきましょう。
後は出てくる表示したがって「次へ」と進んでいくだけです。


※ちなみにここまででちょっとわかった方もいるかもしれませんが、Bandlabというのは一種のSNSみたいなものです。正直僕もBandlab自体は使ってないのでよくわかっていません。

自分の作曲した曲などを公開できるSNSのようなものみたいですね。気になる方はLibraryやSoundsのところも見てみてください

UQ mobile 【ALL CONNECT】

CCakewalk by BandLabのインストールが出来ない!

僕も実際に体験したのですが、ダウンロードしたのに自動的にインストール画面が出ない!なんてことがあります。そんな時は手動で「Cakewalk_by_BandLab_Setup_25.01.0.24.exe」を起動させましょう。

@『BandLab Assistant』の左上のギア型のアイコンをクリック→ System Folder の横の「 … 」をクリック

Aエクスプローラーで「C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Roaming\bandlab-assistant\Downloads」という場所が開きます。

この方法で手動で起動させてみてください。


Dデモモードで起動される



これも実際に体験したのですが、いざCakewalk byBandLabを使ってみたら「デモモード」と表示され、ファイルの保存や書き出しができない状態。

この対処は簡単です。
一度BandLabにアクセスして、サインアウトして再ログインすればよいだけです。

それだけで改善されるので、デモモードになったしまった際にはまずBandlabにアクセスしましょう。

もしそれでもデモモードになる場合は一度アンインストールしてもう一度インストールしなおしてください。





実際にCakewalk by BandLabを使ってみた



まずはCakewalk by BandLabを利用している人の意見もいくつか紹介します。







これだけ評価が高いのも納得できます。
ここからは解説というより僕個人の感想。

まず、僕はSONARのかなり古いものを使っていたので、かなり使いやすくなりました!
SONAR利用者だったら何も不便なく使えます!

ただ、一時期Cubaseも使ってたので正直Cubaseの方が使いやすいなぁ…とも感じてしまいました。
こればかりはCakewalk by BandLabがどうというよりも元々のSONARとCubaseの違いですね。

そして、実際に使ってみて思ったのは…。

これで本当に無料でいいの!?

です。
正直無料のクオリティじゃないです。
Garagebandレベルのものを想像していましたが、全然本格的に使えます。

元々入っているエフェクトもかなり優秀。
これだけで全然事足りるなぁ…と感じました。

まだ実際に作曲まではしてませんが、全然問題ないです。有料ソフトと比べても普通に使えます。
比較するとしたら単純に使いやすさなので、個々の問題程度でしょう。

何で今まで使わなかったんだろう…

とまで思いましたね。

SNSでの評判を見てみると、落ちてしまうなどの評価もありますが、今のところ僕は落ちてしまったりバグが出てしまったりというトラブルは起きていません。

ぶっちゃけこれで十分です。
何で有料ソフト買うのかわかりません。


サウンドハウス


とりあえず一回使ってみてください



なんだかんだ言っても結局無料ソフトでしょ?
と思う人もいるかもしれませんが、マジで使えます。

どっちにしろ無料ソフトなので一度インストールしてみてください。
数万円〜数十万円のソフト買うのがちょっとバカバカしくなるレベルです。
僕としてはかなりCakewalk by BandLabはおすすめです。




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